こんばんは。

本日行われた2023年度2部西春季リーグ戦第2節(VS.流通科学大学大学)2回戦は10-9で勝利し、今季初勝利をあげました。
結果の詳細は以下のとおりです。

春季リーグ戦第2節2回戦(VS.流通科学大学 2022年秋季第2位)

1  10
流科大
関福大 4X 10

(連盟規程により延長10回よりタイブレーク)

第2節 関西福祉大学 1勝1敗 流通科学大学 1勝1敗
関西福祉大学通算成績 1勝3敗

1 6 西戸 康晟(3年)藤井学園寒川
2 8 安藤 丈将(4年)岡山学芸館
3 5 笠原 綾人(2年)高野山
4 DH 田中 淳也(4年)相生産業
  PR 宮田 大河(2年)高砂(10回裏 代走)
5 4 石盛 翔(4年)おかやま山陽
6 7 中村 駿正(2年)岩国
7 3 杉本 夕暁(3年)就実
8 2 蜂須賀 康弘(4年)滝川第二
  2 古川 光一朗(2年)立正大淞南(6回表 守備から)
  PR 冨田 一茶(1年)相生産業(10回裏 代走)
9 9 仲野 純平(3年)高砂南

P 紅野 光風(4年)岩国 10回

今季初勝利をかけた試合は、2試合連続での延長10回タイブレークまでもつれる接戦となりました。
先発の紅野(4年 岩国)は立ち上がりの1回 守備のミスで得点圏にランナーを背負い相手4番バッターを追い込みながらもうまくライト前へ運ばれ先制を許します。
しかしその裏、1番 西戸(3年 藤井学園寒川)の四球、2番 安藤(4年 岡山学芸館)のセンター前ヒット、3番 笠原(2年 高野山)の打球が相手守備のミスを誘い0アウト満塁とチャンスを作ります。
1アウトとなってから5番 石盛(4年 おかやま山陽)がフルカウントから押し出しの四球を選び同点に追いつくと、続く6番 中村(2年 岩国)がセンター前へタイムリーヒットを放ち2-1と逆転に成功します。
逆転した直後の2回 先頭バッターから2連打で0アウト1,2塁とされ、続くバッターの送りバントを紅野が好フィールディングを見せるもわずかに間に合わず(記録はフィルダースチョイス)満塁となります。
空振り三振を奪い1アウトとするも、犠牲フライとタイムリー3ベースヒットを打たれ2-4と逆転を許します。
何とかしたい打線はその裏、1アウトから1番 西戸がレフトへ2ベースヒットを放ちチャンスを作ると相手バッテリーのミスで3塁に進み、2番 安藤が四球と盗塁でチャンスを拡大すると2アウトとなってから4番 田中(4年 相生産業)が執念のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り3-4と1点差に詰め寄ります。
1,2回と失点した紅野でしたが、しっかりと立ち直り3,4回は相手打線を三者凡退で味方の反撃を待ちます。
4回裏には、8番 蜂須賀(4年 滝川第二)の四球と盗塁、9番 仲野(3年 高砂南)のヒットで0アウト1,3塁のチャンスを作るも相手投手の踏ん張りの前に得点を奪えません。
立ち直りを見せていた紅野は5回表 ヒットと盗塁で1アウト2塁のピンチからレフト前へ運ばれ3-5と点差を拡げられます。その後2アウト満塁とされるも紅野が踏ん張り最少失点で切り抜けます。
追いつきたい打線は、整備明けの6回裏 先頭の7番 杉本(3年 就実)がセンター前ヒットで出塁すると、6回表からマスクを被った8番 古川(2年 立正大淞南)が四球を選び0アウト1,2塁とチャンスを作ります。
続く9番 仲野の打球が相手守備のミスを誘い満塁とすると1番 西戸がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち5-5の同点に追いつきます。1アウト2,3塁となってから3番 笠原がセンターへ犠牲フライを打ち上げ6-5と勝ち越しに成功します。
1点リードをもらった紅野は7回表をきっちり三者凡退で抑え良いリズムのまま終盤を迎えます。
リードを拡げたい打線は7回1アウトから6番 中村がこの試合2本目のヒットを放ち、8番 古川の四球で2アウトながら1,2塁のチャンスを作るも得点につなげられません。
8回表には2アウトから四球とヒットで1,2塁のピンチを背負うも見逃し三振を奪い無失点で切り抜けます。
その裏、1番 西戸がこの試合2本目の2ベースヒットを放ち2番 安藤の送りバントで1アウト3塁のチャンスを作るも追加点が奪えません。
最少リードのまま迎えた9回表 2ベースヒットと内野ゴロで1アウト3塁とされ、相手3番バッターを追い込みながらも外野まで運ばれ犠牲フライで6-6の同点とされます。
サヨナラ勝ちをかけた9回裏 先頭の5番 石盛が四球を選び6番 中村の送りバントで1アウト2塁とするも得点につなげられません。
2試合連続でのタイブレークとなった10回表 送りバントで1アウト2,3塁から申告敬遠で塁を埋めるも、続くバッターに粘られフルカウントからの10球目が惜しくも低めに外れる押し出し、バッテリーミスと不運な内野安打で3点を失うも1アウト2,3塁から相手のサインミスによる挟殺プレーで2アウト目を奪い、最後はライトフライで切り抜けます。
逆転サヨナラ勝ちのためには4点が必要となった10回裏 1塁ランナーに代走の冨田(1年 相生産業)を起用します。先頭の9番 仲野が落ち着いて四球を選び満塁とすると、今日の試合3安打2ベースヒット2本と頼りになる1番 西戸が左中間を深々と破りこの試合3本目となる2ベースヒットで2点を返し、なおも0アウト2,3塁と一打逆転サヨナラの場面。2番 安藤が敬遠気味の四球で歩き、1アウト満塁となります。3番 笠原の痛烈な打球を相手ファーストが上手くさばくもその間に3塁ランナーがホームへ還り3点目を奪い同点に追いつきます。4番 田中は塁を埋めるため申告敬遠され、代走に宮田(2年 高砂)を起用します。ここで迎えるは前の試合でタイムリー2ベースを放つなど勝負強い5番 石盛。2B2Sの並行カウントから外角のボールを逆らわず1,2塁間を破る劇的なサヨナラタイムリーで3時間を超える熱戦にピリオドを打ちました。

今日の試合は、苦しい展開ながらもしっかりと踏ん張り勝ち切れたことがよかったと思います。ここまで3試合全て1点差、しかもここ2試合は連続サヨナラ負けと勝ち切れていなかった流れの中でタイブレークで3点先行されるもその裏に4点を奪うという勝負強さを発揮できたことは今後の自信になると思います。
延長10回176球を投げ抜いたエース紅野(4年 岩国)
3本の2ベースヒットを含む4安打の1番 西戸(3年 藤井学園寒川)
サヨナラタイムリーを放った5番 石盛(4年 おかやま山陽)
の活躍が特に光りました。

応援に駆けつけていただきました保護者・関係者の皆様、Webの一球速報で試合の経過を見守っていただいた保護者・関係者、OB・OGなど多くの皆様、本当にありがとうございました。
今季初勝利まで少し時間はかかりましたが、ここから残り6試合全勝するつもりの臨みますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

次節(VS.兵庫大学)は4/23(日)流通科学大学野球場にて10:00試合開始予定です。
応援よろしくお願いいたします。