2021年度秋季リーグ戦プレーオフ（優勝決定戦）の結果について

こんばんは。
本日行われました2021年度秋季リーグ戦プレーオフ（優勝決定戦）（VS.流通科学大学）は8-7で勝利しました。
創部以来初の2部西リーグ優勝を勝ち取り、10/16～の入替戦出場決定戦にコマを進めました。
結果の詳細は以下のとおりです。

秋季リーグ戦プレーオフ（優勝決定戦））（VS.流通科学大学）

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	10	11
流科大	０	２	０	０	０	０	０	０	０	３	２	７
関福大	０	０	０	０	１	１	０	０	０	３	3X	８

（延長10回よりリーグ規定によりタイブレーク）
2021年度秋季リーグ戦最終順位　優勝（第１位）

1　9　十河　穂岳（4年）大手前高松
　　PH　柿山　馨一郎（3年）岡山学芸館（5回裏　代打）
　　PR　9　氏田　聖士（1年）津和野（5回裏　代走から）
　　PH　下世　稜（2年）滝川第二（9回裏　代打）
　　9　西戸　康晟（1年）藤井学園寒川（10回表　守備から）
2　安藤　丈将（2年）岡山学芸館
3　7　伊与田　遥輝（3年）中村
4　DH　中嶋　周平（4年）浜田
　　PR　田中　淳也（2年）相生産業（10回裏　代走から）
5　5　田淵　大晴（3年）高梁日新
6　8　小野　凌（3年）おかやま山陽
7　4　利光　康生（3年）おかやま山陽
8　3　三宅　択実（3年）玉島商業
9　2　若林　秀平（3年）高梁日新

P　紅野　光風（2年）岩国　11回

創部以来初の2部西優勝がかかった大一番の先発を任されたのは、今季エースとしてチームを引っ張ってきた紅野（2年　岩国）。
その紅野は1回2アウトから死球でランナーを出すも危なげなく0点に抑え、無難に立ち上がります。
先制したい打線は1回1アウトから2番　安藤（2年　岡山学芸館）がセンター前ヒットで出塁すると2アウトとなってから盗塁を決め、2アウト2塁とチャンスを作るも得点できません。
無難に立ち上がった紅野でしたが、2回2アウト2,3塁のピンチを背負うと守備のミスから2点を失い、0-2と先制を許します。
同点に追いつきたい打線は2回　先頭の5番　田淵（3年　高梁日新）がライト前ヒットで出塁し、6番　小野（3年　おかやま山陽）が送りバントを決め1アウト2塁のチャンスを作るも後続が打ち取られ得点できません。
2回に2点を失った紅野でしたが、3,4,5回と相手打線に付け入るスキを与えず味方の反撃を待ちます。
紅野の好投に応えたい打線は、5回1アウトから8番　三宅（3年　玉島商業）がセンター前ヒットで出塁すると、9番　若林（3年　高梁日新）がゴロを転がし2アウト2塁のチャンスを作ります。ここでベンチが動き、第3節1回戦の流通科学大学戦でサヨナラヒットを放った柿山（3年　岡山学芸館）を起用し、柿山が死球で出塁すると、代走にチーム屈指の俊足　氏田（1年　津和野）を起用します。2アウト1,2塁から今日第1打席でもヒットを放っている2番　安藤がライトへタイムリーヒットを放ち、1-2と1点差に詰め寄ります。
グラウンド整備明けでゲームが動きやすい6回　紅野が先頭バッターに内野安打で出塁を許すも見逃し三振と4-6-3のダブルプレーで結果的に3人で抑えます。
いいリズムで6回裏の攻撃に入った打線は、先頭の4番　中嶋（4年　浜田）がセンター前ヒットで出塁するも5番　田淵の送りバントが相手投手の好フィールディングに阻まれ、送ることができません。嫌な流れになりそうなところで、6番　小野がライト前へヒットを放ち、1塁ランナーの田淵が好走塁で1アウト1,3塁とチャンスを拡げると、7番　利光（3年　おかやま山陽）のライトへのフライが犠牲フライとなり、2-2の同点に追いつきます。その後1塁ランナーの小野が2塁、3塁へ盗塁を成功させ、8番　三宅が四球を選び2アウト1,3塁とするも、9番　若林の打球が相手守備の好プレーに阻まれ一気に逆転をはなりません。
同点に追いついてもらった紅野は、7,8,9回にランナーを出すも要所を締め相手に得点を許しません。
1点取ればサヨナラで優勝が決まる9回　先頭の8番　三宅が四球を選び出塁すると9番　若林がきっちりと送りバントを決め1アウト2塁とすると第1節2回戦で活躍した下世（2年　滝川第二）を代打に送り、ヒットとはなりませんでしたが、きっちりと右方向に引っ張りサヨナラのランナーを3塁に進めます。このチャンスで今日の試合3安打の2番　安藤が敬遠され、相手投手の踏ん張りの前に得点を奪えません。
リーグ規定により延長10回からタイブレーク（0アウト1,2塁から攻撃）となり、ここまで相手打線を2回の2点だけに封じてきた紅野が3点を奪われ、2-5となり後がなくなります。
3点を追う10回裏　タイブレーク先頭の4番　中嶋がレフトへタイムリーヒットを放ち3-5と1点返します。5番　田淵はしっかりと四球を選び満塁とすると6番　小野がレフトへ犠牲フライを放ち4-5と1点差に詰め寄ります。2アウト1,2塁となってからチームを引っ張るキャプテンの8番　三宅がバットを折りながらも執念でセンター前へ運び5-5の同点に追いつきます。続く9番　若林がライトへヒットを放ちサヨナラかと思われましたが、前進守備の相手の送球が勝りホームタッチアウトとなり、5-5のまま11回を迎えます。
11回まで1人でマウンドを守ってきた紅野が2点を失いますが、その後のピンチは踏ん張り5-7となります。
後がなくなった11回裏の先頭バッターは、10回の守備から出場し、昨日も途中出場でヒットを放っている打撃好調の西戸（1年　藤井学園寒川）の内野ゴロが相手守備のミスを誘い、2塁ランナーがホームへ還り6-7とし、1アウト2塁となります。2番　安藤の内野ゴロで2塁ランナーの西戸が3塁へ進み、昨日も2安打と活躍した3番　伊与田（3年　中村）がセンターへ弾き返し7-7と再び同点に追いつきます。続く10回の代走から出場している田中（2年　相生産業）がレフト前ヒットでつなぎ、この試合ヒットを1本放っている5番　田淵へ繋ぎます。1ストライクからの2球目を捉えた打球がライトへのサヨナラタイムリーヒットとなり、延長11回の熱戦を8-7で制し、見事初優勝を飾りました。

初優勝を決めた今日の試合は、選手全員がそれぞれの役割を果たしヒーローだったと思います。その中でも11回を1人で投げぬいた紅野、試合を決めるサヨナラタイムリーヒットを放った田淵、大一番で3安打1打点1盗塁と躍動した安藤の3人の活躍は見事だったと思います。

　
今日の試合も平日にもかかわらず多くの保護者・関係者、OB・OGの皆様に応援に駆けつけていただきありがとうございました。
皆様の応援を本当に心強く感じておりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

次の試合は、10/16（土）G7スタジアム神戸にて入替戦出場決定戦（VS.関西外国語大学）12：00試合開始予定です。
2部西リーグの代表としてしっかりと戦いたいと思います。

今季もコロナ禍の中、リーグ運営にご尽力いただきました阪神大学野球連盟の役員・事務局の皆様、各大学の学生委員の皆さん、対戦させていただいた宝塚医療大学、流通科学大学、姫路獨協大学（対戦順）の皆様、本当にありがとうございました。