こんばんは。
本日行われました2021年度秋季リーグ戦第5節(VS.姫路獨協大学)2回戦は9-7で勝利しました。
これにより、プレーオフ(優勝決定戦)進出が決定しました
結果の詳細は以下のとおりです。

秋季リーグ戦第5節2回戦(VS.姫路獨協大学 2021年度春季1位)

1 
姫獨大
関福大

第5節 関西福祉大学 1勝1敗 姫路獨協大学 1勝1敗
関西福祉大学通算成績 6勝2敗(プレーオフ進出決定)

1 9 十河 穂岳(4年)大手前高松
2 4 利光 康生(3年)おかやま山陽
3 7 伊与田 遥輝(3年)中村
  7 西戸 康晟(1年)藤井学園寒川(7回表途中 守備から)
4 DH 中嶋 周平(4年)浜田
  PR 氏田 聖士(1年)津和野(8回裏 代走)
5 5 田淵 大晴(3年)高梁日新
6 8 小野 凌(3年)おかやま山陽
7 6 安藤 丈将(2年)岡山学芸館
8 3 三宅 択実(3年)玉島商業
9 2 蜂須賀 康広(2年)滝川第二
  2 若林 秀平(3年)高梁日新(4回表 守備から)

P 浜崎 遥輝(4年)金光学園 3回
  中川 颯太(1年)高梁日新 4回
  紅野 光風(2年)岩国 2回

今日の第1試合の結果により、勝てばプレーオフ(優勝決定戦)、負ければ3位が確定する大事な試合の先発を任されたのは、4年生の浜崎(4年 金光学園)。
1回 1アウト1,3塁のピンチを背負うも空振り三振と内野フライで切り抜けます。
先制したい打線は、1回 2アウトから今日の試合からスタメンに復帰した春季ベストナインの3番 伊与田(3年 中村)がセンター前ヒットで出塁するも得点につなげられません。
1回のピンチを凌いだ浜崎は2回にワイルドピッチで1点を失い、0-1と先制を許します。
先制された直後の2回、先頭の4番 中嶋(4年 浜田)が初球を捉えファースト強襲の2ベースヒット、5番 田淵(3年 高梁日新)の絶妙な送りバントが相手のミスを誘い、0アウト1,3塁とチャンスを作ると、6番 小野(3年 おかやま山陽)がセンター前へ弾き返し1-1の同点とし、なおも0アウト1,2塁とチャンスは続きますが、相手投手の踏ん張りの前に勝ち越すことはできません。
同点に追いついてもらった浜崎でしたが、3回 2アウトから4点を失い1-5とリードを許します。
1-5の4回にベンチが動き、ピッチャーに期待の1年生左腕 中川(1年 高梁日新)、キャッチャーに豊富な経験と強気のリードが持ち味の若林(3年 高梁日新)とバッテリーを交代させます。
代わった中川がランナーを背負うものの空振り三振2つと内野ゴロでピンチを脱し0点で抑えます。
なんとか点差を詰めたい打線は、4回 先頭の3番 伊与田が死球、1アウトとなってから5番 田淵が四球とノーヒットで1アウト1,2塁のチャンスに2回に同点タイムリーを放っている6番 小野がこの打席もライト前へタイムリーヒットを放ち1点を返すと、1塁ランナーの田淵も判断良く3塁に進み、1アウト1,3塁とチャンスが続きます。ここで7番 安藤(2年 岡山学芸館)が見事にスクイズを決めさらに1点を返します。2アウト2塁となり8番 三宅(3年 玉島商業)のライト前タイムリーヒットでこの回3点目を返し、4-5と1点差に詰め寄ります。
4回からマウンドにあがった中川は5回 先頭バッターに内野安打で出塁を許すも空振り三振、見逃し三振、内野ゴロで後続を抑えます。
1年生左腕の好投に報いたい打線は、5回2アウトから3番 伊与田がセンター前ヒットで出塁すると相手バッテリーのミスで2アウト2塁と同点のチャンスを作ります。続く4番 中嶋の打球が相手のミスを誘い、2塁ランナーの伊与田がサードコーチャー藤原(3年 倉敷工業)の好判断もあり、一気にホームに還り5-5の同点に追いつきます。2アウト1塁から相手投手のボークで2アウト2塁とし、5番 田淵がライト前へタイムリーヒットを放ち6-5と逆転に成功します。6番 小野が四球を選ぶと、前の打席で見事なスクイズを決めた7番 安藤がレフト前へしぶとく運び1点追加 7-5とリードを拡げます。
逆転してもらった中川は、6回1アウトから四球、進塁打、四球で2アウト1,3塁のピンチを背負いますが、続くバッターを外野フライに打ち取り無失点で切り抜けます。
続く7回1アウトからヒットと四球で1,2塁の場面で低めのボールで狙い通り内野ゴロを打たせダブルプレーかと思われましたが、送球が逸れその間に2塁ランナーがホームへ還り7-6と1点差に詰め寄られます。さらに四球もあり2アウト1,2塁と同点のピンチは内野ゴロで切り抜けます。
追加点のほしい打線は、7回 先頭の4番 中嶋が内野安打、5番 田淵が相手のエラー、6番 小野が四球と0アウト満塁の絶好のチャンスを作ります。1アウトとなってから、この試合タイムリーヒットを放っている8番 三宅が1アウト満塁の難しい場面で見事にスクイズを成功させ1点を追加し、8-6とします。
2点リードの終盤8回 ベンチは必勝を期して、1回戦に先発した紅野(2年 岩国)をマウンドへ送るも、1アウト2,3塁から犠牲フライで1点を失い、8-7と再び1点差となります。
突き放したい打線は8回2アウトから7回途中の守備から出場している3番 西戸(1年 藤井学園寒川)がセンター前ヒットで出塁すると、完璧なタイミングで盗塁を成功させ、2アウト2塁とチャンスを作ります。ここで4番 中嶋が低めの難しい球をうまく逆方向へ運び、1点追加 9-7と2点差に戻します。
9回の紅野は空振り三振、内野ファールフライ、空振り三振とこの試合初めての三者凡退で試合を締め9-7と逆転での勝利となりました。

絶対に負けられない試合で、4点差をはね返しての逆転勝利はチームとしてかなり自信になると思います。
今日の試合では、安藤と三宅が見事に成功させたスクイズでの2点と、8回2アウトランナーなしから西戸がヒットと盗塁でチャンスを作り、中嶋のタイムリーヒットで挙げた1点は本当に大きかったと思います。チーム全体でも13安打9得点としっかりとつなぐことができたことは非常によかったと思います。
投手では、5点を取って勢いに乗る相手打線を4回1失点に抑えた中川の好投が光りました。前回登板で悔しい思いをした中川でしたが、今日の試合までの期間にしっかりと立て直し、好投できたことは次の優勝決定戦にもつながると思います。

#3 8回2アウトからダメ押しとなる9点目のタイムリーヒットの中嶋
#11 4点ビハインドから登板し4回1失点とチーム流れを呼び込む好投の中川


今日の試合も平日にも関わらず多くの保護者・関係者の皆様、在学生の皆さんが応援に駆けつけてくれて本当に心強かったです。今日の逆転劇は応援してくださった皆様のおかげでもあると思います。
本当にありがとうございました。
明日の優勝決定戦も平日開催となりますが、応援よろしくお願いいたします。
ここまで来たら明日の優勝決定戦も勝って創部以来初となる優勝を成し遂げたいと思います。

明日の優勝決定戦は、G7スタジアム神戸にて12:00試合開始予定となっております。
平日開催となりますので、応援に来られない方は、連盟HPの一球速報.comにて試合経過をご確認いただければ幸いです。