こんばんは。4年生に自分のこれまで、同期・後輩、そして親への思いをつづってもらう企画。 第8回は丸山虎之介選手(京都共栄学園出身)です。

私は小学校2年生から野球を始め約15年間プレーしてきました。
小学校の頃は父が監督で常に父の顔色を伺いながらプレーをしてた毎日でした。最高学年になったタイミングでキャプテンになってチームをまとめる難しさを早い段階から学ぶことができました。
中学生になってから学校の部活ではなく校外の湊クラブというクラブチームで野球をしました。湊クラブでは小学校の時とは違い一気にレベルが上がり1年生の時は全く試合に出れずとても悔しい思いをしてました。1年生の時にたくさん練習して2年生からはレギュラーを取ることができました。3年生ではチーム初の全国大会にも出場しとても良い経験ができました。
高校は親元を離れて県外に出て寮生活をしました。今まで何もかも当たり前のようにやってもらっていたことが全部1人でしないといけないようになりとても大変でした。高校ではとにかく練習するのが嫌になってずっと隠れてサボっていました。1年生の春からベンチ入りしてとても良い経験ができました。自分が何より1番悔しかったのは2年生の夏の準決勝でホームランを打たれて負けてしまったことです。今でも後悔してるくらいあの1球で先輩たちの夏を終わらせてしまったととても後悔しています。同じミスをしないようにそこから猛練習しました。3年生になってからコロナウイルスの流行で夏の大会がなくなってしまって目指す場所がなくなりチームの士気がとても悪い時期がありました。京都府では独自大会が開催されることが決まり、「とにかく最後まではきっちりやりきろう」と3年生の中で話し合い少ない練習時間の中頑張りました。最後の独自大会は優勝することができました。
高校を卒業して大学に入学し1回生から4回生までずっとベンチ入りをしてましたが、1回生から2回生の秋まで一度も登板することがありませんでした。今までは当たり前のように試合に出れていたのが大学に入ってからはベンチに入るのが精一杯になってしまい自分の力の無さを痛感しました。このまま続けても無駄だなと思った時はたくさんありましたが同期の活躍を見て自分も負けてられないなという気持ちになって野球を続けることができました。
「後輩のみんなへ」
不甲斐ない投手リーダーやったけど自分が言ったことに対して理不尽に思った時があったと思うけどついてきてくれてありがとう。後輩がおらんかったらここまで良いチームにならんかったと思うし、本当に感謝してます。ありがとう。
「同級生のみんなへ」
みんな大好き、ほんま最高やで、ありがとう!
「家族へ」
ここまで楽しく野球をさせてくれたお父さんお母さん、休みの日でも自分の野球で遊びに行けなかった妹には本当に感謝したいです。野球に必要な物はなんでも買ってくれて楽しくできました。何も言うことを聞かない自分をここまで育ててくれてありがとう。自分に野球がなかったらここまで成長できなかったと思うし、野球というスポーツに出会わせてくれて本当にありがとう。これからは自分が恩返しできるように頑張ります。