こんばんは。
少し投稿の間隔が空いていしまいましたが、大好評の 4年生に自分のこれまで、同期・後輩、そして親への思いをつづってもらう企画。 第6回は中澤雄喬選手(高知東工出身)です。
野球を通じて最も感じたことは、仲間とともに勝利の喜びを分かち合う瞬間の素晴らしさと、応援される存在へと成長していく過程の尊さです。
僕はプレーヤーとして、そしてチームの一員として、「人の倍やって普通」という考えを大切にしながら努力を積み重ねてきました。練習を休むことなく、常に「自分にできることは何か」「チームにどう貢献できるか」を考えながら取り組んできました。
特に印象に残っているのは、大学4年の春のリーグ戦、神戸国際大学との2戦目です。この試合は優勝が懸かった重要な一戦でした。しかし、僕は結果を残せず、負けたひとつの要因だと感じ、悔しい思いをしました。この挫折が、野球に対する向き合い方を根本から見直すきっかけになりました。試合後、悔しさを胸に、基礎からやり直す決意を固め、自主練習に徹底して取り組みました。それ以来、試合に出場していない時であっても、チームの勝利のために何ができるかを常に意識し、万全の準備を整えるよう心がけました。
こうした経験を通じて、努力し続けることの大切さや、チームの一員としての責任感を深く学びました。そして、仲間とともに戦い、支え合いながら成長していく中で、野球の持つ魅力や、自分にとっての特別な意味を改めて実感しました。これらの経験は、僕の人生においてかけがえのない財産です。
後輩たちへ
悔しさや挫折を味わうことがあったとしても、諦めずに辛抱すれば必ず活躍できる選手になれると信じています。皆にはその素質が十分にあるし、目標に向かって励んでいってほしいと思います。そして、強いチームになり、周囲から応援される存在になってください。応援しています。
家族へ
小さい頃から迷惑ばかりかけて、1度道を踏み外した時期もあったけど、見捨てずに支えてくれた家族には感謝しかありません。不自由のない生活や、野球に没頭できる環境で熱心にサポートしてくれて本当にありがとう。これからは社会人として、少しでも恩返しができるよう努力していきます。
同期のみんなへ
4年間、本当にお疲れさん。みんな個性があって、力のあるメンバーばかりでした。最初は上手くいかないことも多かったけど、歳を重ねるうちにお互いを理解し合い、最高のチームになれたと思います。一緒に戦った時間は一生の宝物です。本当にありがとう。
僕の野球人生は、支えてくれた全ての人たちのおかげで成り立っていました。これからもその感謝を忘れず、次のステージで頑張っていきます。