こんばんは。
昨日行われた第5節(VS.兵庫大学)2回戦は11-0の7回コールドゲームで勝利し4連勝で今季を締めくくりました。
詳細は以下のとおりです。
秋季リーグ戦第5節2回戦(VS.兵庫大学 2023年春季第6位)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
関福大 | 1 | 2 | 0 | 2 | 4 | 2 | 11 | |||
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(連盟規程により6回コールドゲーム)
第5節 関西福祉大学 2勝 兵庫大学 2敗
関西福祉大学通算成績 7勝3敗
最終順位 第3位
1 DH 田中 淳也(4年)相生産業
PH 長尾 一志(4年)姫路別所(4回表 代打)
PH 池谷 勇人(4年)城南静岡(5回表 代打)
2 4 石盛 翔 (4年)おかやま山陽
4 中村 駿正(2年)岩国(6回裏 守備から)
3 8 三村 泰輝(1年)岡山学芸館
4 6 西戸 康晟(3年)藤井学園寒川
6 宮田 泰河(2年)高砂(5回裏 守備から)
5 5 笠原 綾人(2年)高野山
5 杉本 夕暁(3年)就実(5回表 代打から)
6 3 安藤 丈将(4年)岡山学芸館
3 中澤 雄喬(3年)高知東工業(6回表 代打から)
7 9 仲野 純平(3年)高砂南
8 2 網本 竜喜(1年)浜田
2 冨田 一茶(1年)相生産業(4回裏 守備から)
2 仙波 侑真(2年)小野田(6回裏 守備から)
9 7 氏田 聖士(3年)津和野
P 坂本 颯(4年)尾道 5回
紅野 光風(4年)岩国 1回
わずかに可能性の残った優勝のために勝つしかないこの試合。
打線は1回 1番 田中(4年 相生産業)が3ベースヒットで出塁すると、2番 石盛(4年 おかやま山陽)の犠牲フライで幸先よく先制し、1-0とします。
先発を任された4年生左腕の坂本(4年 尾道)はその裏、1アウトからヒットでランナーを許すも後続を打ち取り、リズムに乗ると2回から5回までランナーを1人も許さず相手打線を封じます。
追加点の欲しい打線は、2回 先頭の5番 笠原(2年 高野山)がヒットで出塁すると6番 安藤(4年 岡山学芸館)がレフトオーバーの2ベースヒットを放ち2-0とします。さらに相手守備のミスもあり1点を追加、3-0と試合を優位に進めます。
さらに4回 先頭の4番 西戸(3年 藤井学園寒川)がヒットで出塁すると、1アウトとなってから相手守備にミスがあり、2,3塁とすると7番 仲野(3年 高砂)のレフトへの2点タイムリーヒットで5-0とします。
2アウト1,2塁となってから、代打に長尾(4年 姫路別所)を起用するも惜しくも打ち取られます。
続く5回 先頭の2番 石盛のヒットで出塁すると、3番 三村(1年 岡山学芸館)のライト線へのタイムリー2ベースヒットで1点を追加します。4番 西戸のヒットと代打起用された杉本(3年 就実)の四球で満塁とすると6番 安藤の犠牲フライでさらに1点を追加します。その後、相手守備のミスもあり2点を追加し9-0とリードを拡げます。さらに4回裏の守備から出場した8番 冨田(1年 相生産業)がリーグ戦初ヒットを放ち、チャンスを拡げ、2アウトとなってから代打に4年生の池谷(4年 城南静岡)を起用するも得点につなげられず9-0のまま5回を終えます。
整備明けの6回 1アウトから3番 三村、5回の守備から出場の4番 宮田(2年 高砂)、5番 杉本の3連打でチャンスを作ると、6番 安藤のところに代打 中澤(3年 高知東工業)を起用するも惜しくも打ち取られ2アウトとなります。続く7番 仲野がこの試合4打点目となる2点タイムリーヒットで11-0とします。
6回裏のマウンドにはエース紅野(4年 岩国)が上がり、同郷の後輩 仙波(2年 小野田)がマスクを被ります。先頭に四球で出塁を許すも後続を連続三振と内野ゴロに打ち取り、11-0でコールドゲームとなりました。
この試合は今季の最終戦で4年生にとっては最後のリーグ戦だったため、最後まで現役で頑張ってくれた4年生や今季ここまで出場機会の少なかったメンバーもできる限り出場し勝利できたことはよかったと思います。
スタンドに駆けつけていただいた保護者・関係者、OB・OGの皆様、本当にありがとうございました。
今季は7勝3敗の第3位という結果で、最後まで優勝争いに加わりながら惜しくも「あと1勝」届かないという悔しい結果でした。ただ、他大学の結果次第ではプレーオフの可能性があるところまで戦えたことは、春季の悔しい結果をバネにメンバーだけでなく、チーム全体、全員が頑張ってくれた結果だと思います。来季こそ優勝、一部昇格を果たせるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
また、リーグ戦運営に当たりご尽力いただきました連盟役員、事務局の皆様、各大学の学生委員の皆さん、そして、対戦いただきました姫路獨協大学、神戸国際大学、流通科学大学、宝塚医療大学、兵庫大学(※対戦順)の皆様、本当にありがとうございました。
さて、この試合をもって4年生は引退となります。この4年生は入学直後のリーグ戦の中止や新人戦も2年連続で中止、オープン戦や遠征なども中止となることが多くコロナ禍に翻弄された世代でした。そんな中でも同級生同士はもちろん、下級生のことも気にかけながらチーム運営してくれた学年で、4年秋季まで学生コーチや主務を全うしてくれた部員がいてくれたことを本当にうれしく思います。
安藤丈将(岡山学芸館)
1年生からチームの主力選手として活躍してくれました。複数ポジションを守ることができ、打順も1・2番に入ることが多く、スピード感あふれるプレーはチームの大きな武器になりました。また、キャプテンとしても時に厳しく、時に面白くチームをまとめてくれました。
池谷勇人(城南静岡)
1,2年生のころから選手兼任主務として、3年生からは学生コーチも兼ねてくれて献身的にチーム運営に携わってくれました。チーム内・外の連絡や調整だけでなく、後輩からも慕われる本当に良い主務・学生コーチだったと思います。最終戦で打席に立った際のチームメイトからの声援がそれを物語っていました。
石盛 翔(おかやま山陽)
守備範囲が広く堅守の内野手としてここぞの場面での好守でチームを救い、4年生春季からバッティングでも力をつけて攻守でチームに貢献してくれました。今季の神戸国際大学戦や流通科学大学戦で見せた好守はまさに真骨頂でした。また、副キャプテンとしてチームを支えてくれました。
井上歩夢(おかやま山陽)
2年生から学生コーチを務めてくれ、練習メニューやメンバー選考など苦労も多かったと思いますが、チーム運営に欠かせない役割を担ってくれました。ノックの腕前も日を追うごとに上達し、陰で努力したのだろうと思います。最終戦の試合前ノックはその集大成として良いノックを見せてくれました。
坂本 颯(尾道)
コントロールと駆け引きで勝負する玄人好みの左腕でした。リーグ戦での登板機会は多くなかったですが、4年間本当にコツコツと努力を続けて、今季最終戦では持ち味を存分に発揮した素晴らしいピッチングを見せてくれました。社会人野球に進んでも努力を続け頑張ってほしいと思います。
田中淳也(相生産業)
勝負強いバッティングで活躍してくれました。2年生秋季の入替戦第2戦でいきなりの4番抜擢から結果を出し、レギュラーの座をつかみました。その後にケガがあり苦しい時期も経験しましたが、今季の打率は5割を超え、見事に乗り越えてくれました。
長尾一志(姫路別所)
バッティングが売りの選手でした。野球だけでなく、勉強の方でも目標であった小学校教員採用試験にも見事合格し、文武両道を体現してくれました。実習や採用試験もあり、練習や試合に参加できない期間がありながらも自分で時間を見つけ練習し、最終戦では代打出場を果たしてくれました。
蜂須賀康弘(滝川第二)
強肩が武器の大型捕手として活躍してくれました。最後はなかなか出場機会がありませんでしたが、4年生春季はレギュラーとしてマスクを被ることも多く、チームに貢献してくれました。
紅野光風(岩国)
1年生秋季からリーグ戦のマウンドに上がり、2年生春季からはエースとして活躍してくれました。2年生秋季の最優秀選手賞をはじめ数多くの賞を受賞し、リーグ屈指の好投手になってくれました。エースとして一度マウンドに上がると最後まで投げ抜く姿勢は後輩ピッチャーの素晴らしいお手本になったと思います。
この9名のほかにも就職活動や教員採用試験のために一足早くプレーを引退した寺師雄也(北陸学院)、矢野巧晟(三田松聖)、下世稜(滝川第二)など、入部してくれた17名全員がそれぞれにその時々のチーム内での役割を頑張ってくれました。本当にお疲れ様でした。
4年生全員、ここからはまず大学をきちんと卒業すること、就職先が決まっていない場合は就職活動を頑張ること、春から新社会人として社会に出ていくための準備をきちんとすることなど、大学生活を楽しみつつもどう過ごすか、何を身に付けるかが重要です。野球を通して学んだこと、身に付けたことを活かし、それぞれの分野で社会の役に立つ人材として立派に活躍してくれることを心から願っています。
結びになりましたが、弊部にご子息をお預けいただいた保護者の皆様、至らないところも多々あったかと思いますが、いつも温かく活動を見守っていただき本当にありがとうございました。特に入学直後にコロナ禍による活動中止やその後も思うように活動ができない時期もあり、ご家族の皆様もご不安やご苦労もあったことと思います。そんな中、皆様のご子息をお預かりさせていただくご縁をいただいたことに感謝いたします。大学生活も残り半年ほどになりましたが、学生生活の面では卒業までしっかりサポートさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。